なぜ収益化を頑張ろうとするほど胡散臭くなるのか

なぜ胡散臭くなるのか
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「実は私、弊社の営業トップでございまして〜」

ある日、私の家を訪ねた反面教師によって、
Twitterでやりがちな嫌われる売り方から
卒業できました。

目次

アピールのためのTwitter運用

23時。

今日の分のTwitter作業が終わった。


1日大体100リプと200いいねくらいを
目処に作業をしている。


作業していたら、
いつの間にか寝る時間だ。


コンテンツを書こうと思っても
全然時間が取れない。

一体、Twitterで稼いでる人は
どれだけ時間が余ってるんだろう。


別に、言い訳をしたいわけじゃない。

自分ばっかり結果が出ないのは、
自分のせいだと思ってる。


だから必死にTwitterを動かしてきた。


その頑張りもあって、
フォロワーはどうにか2,000名を超えた。

いいね数も1ツイートに
100個付くくらいへ成長した。


見える数字が大きくなってきたから
収益化するチャンスが
増えた気はしてた。



でも、現実問題、
マネタイズが一切できてない。


・やり方が違う

・量が足りない


これのどちらか、
もしくは両方が原因だろう。


正直なところ、
結構な行動量だと思っている。


それでも結果が出ないってことは、
もしかしたらやり方が
間違っているのか?


とあるフォロワー1万超の
有名発信者が言っていた。


「ちょっとばかりの継続じゃ結果は出ない」

「実績が出来たらすぐ売れる。
だからフォロワー数で権威を付けよう」


この言葉を信じて半年やってきた。

半年の継続って、
ちょっとばかりの継続になるんだろうか。



フォロワー数も増えてきて
自分をアピールしてるけど、
本当にこのやり方でいいんだろうか。


なんだか、
虚勢を張ってる気がしてならない


フォロワーはたしかに増えた。

でも、それって
自分が何かすごいから増えたわけじゃない。

リプ周りで獲得できただけだ。


収益化するために

「私は有名ですよ!買ったほうがいいですよ!」

こんなこと言わなきゃいけないのは…

仮に収益が出たとしても気持ちよくない。




じゃあ、どうしたら…



悩みに溺れた翌日、
ヒントを得るキッカケが
玄関前に現れた。


「どうも!電気会社切り替えの案内に来ましたー」


勢いと後ろめたさ

インターホンが鳴り、玄関へ出た。


スーツをピシっと来て、
ワックスで前髪をちゃんと分けている
いかにも営業マンって感じの20代男性。


要件は、
電気料金が安くなるから
訪問に来たとのこと。


こういう営業で気をつける点は、
電気料金のどこが安くなっているかだ。

利用方法によっては、
元の料金を余裕で超えることだってある。


まあ、その辺は自分で考えて対処した。


私の考えを変えるキッカケは
電気の次の話題に移ったときにあった。



ウォーターサーバーをオススメしてまして



なるほど。そうきたか。

まあ、置いても置かなくても
正直どちらでもいいと思っていた。


とりあえず話を聞いてから決めることに。


何かしらの説明をされるのかなと思い
構えていた。


すると、まさかの言葉が飛んできた。


実は、自分会社内で営業トップなんですよ!


は、、はあ。

そ、そうですか。


(一体、どんな反応をするのが正解なんだ?)


営業トップとか言われた時点で
妙な警戒心が表に立った。


これから何か売りつけられるのか。

すでに断るのがめんどう。


言葉を詰まらせている私へ
猛攻を仕掛けられた。


「このウォーターサーバーってコンパクトで〜」

「設置代金とかかからなくて〜」


長々しい説明を聞いているとき、
おそらく、表情を隠しきれなかっただろう。


目線がだんだん下に傾き、
返事のトーンも下がっていった。

気分は、冗談でも
気持ちいいなんて言えない。


そんな私を見て焦ったのだろうか。

営業マンは臨機応変(?)に
アピールを変えてきた。


「お兄さん、結構カッコイイ部屋に住んでますよね。
彼女さんとか来たときに喜ばれますよ!」

「このウォーターサーバーのシンプルさ。
きっとお兄さんに似合いますよ」


猛攻撃なのか、大爆発なのか。

まあ、後者だろう。

ここまでアピールされると
何も信じられなくなってきた。


(まず彼女いないし)


結果、ご縁がなかったってことで
帰ってもらった。


あー、なんだか気分悪い。

全くスッキリしない時間だった。


なぜこんなにイヤな気分なのか…


営業マンのセリフを整理したとき、
なぜ嫌な気持ちになったのか、
なぜいやらしく感じたのか分かった。


自分や商品のアピールや説明を
すればするほど胡散臭くなる。



アピールと信用の反比例

「実は、営業トップなんですよ!」

「このウォーターサーバーってコンパクトで〜」

「設置代金とかかからなくて〜」


営業マンは一生懸命に
良さを説明していた。


その後、相手を褒めるような
テクニックを使っていたが、
警戒心は解けなかった


一生懸命説明を受けてる時点で
いやらしく、胡散臭く感じてしまったから。



嘘がバレそうなとき、
急に口数が増えるあの感じだ。



この件を別アカでツイートしようと
Twitterを開いた。





「熱いけどいやらしい営業来たぞwww」



さあ、あとはツイートボタンを押すだけ。





… … … おかしい。

ツイートしたら負けな気がする。


共感してもらって
気持ちよくなりたい。


でも、ツイートしてはいけない気がした。


いや、どちらかというと、
ツイートができないが正しい。


熱いけどいやらしい営業マン


この言葉が、
自分にしか思えなくなってきたから。


Twitterで嫌われる運用

「実は、営業トップなんですよ!」

これって、Twitterで言うところの

「フォロワー2,000名いるんですよ!」

と同じ響きにしか聞こえない。


他には、


「このウォーターサーバーってコンパクトで〜」

「設置代金とかかからなくて〜」


これらの説明が

このコンテンツは有料級で〜

初心者は絶対に読まないと損!


と同じに聞こえてきた。


自分や自分のコンテンツが
少しでも価値あるものと
思ってもらいたい。


そのためにフォロワーやいいね数を
リプ周りで増やす。


今までやってきた運用って、
まさしく胡散臭い営業マンじゃないか。



価値あると思ってもらうために
有料級と自ら言う。

こんなの、価値観の押しつけでしかない。


価値の有無は自分じゃ決められない。

読む人が決めることだろう。


もちろん、自分の価値も自分じゃ決められない。

リプ周りで強引に集めた数字で
価値なんか図れるわけがない。


、、、今まで何やってたんだ。

ツイートをすべて消したい。


もちろん、
ここで何もしなかったら
価値を押し付けるダサい人で終わってしまう。


だから、考えを改めることに決めた。


一旦、自分の大きさなんて1ミリも考えない。


・相手の役に立つ

・対価としてお金をいただく


この単純な関係を作るため、
私のフォロワーが何を求めているのか
聞くことに徹した。



すると、
ただのリプ周りじゃ見えなかった
収益化への活路があらわになり始めた。


関係構築と信頼構築

フォロワーさんと通話すると、
何を求められているのか
笑っちゃうくらいに分かった。


・リスト集めが上手くいかない

・フォロワーがなかなか増えない

・少ないフォロワーでも稼げるやり方が分からない

・販売する自信がない


これらに続き、
どんな生活をしたいかも
話してもらった。


何も否定せず、
何も売りつけようとせず、


ただひたすらに共感していた。


そして、
前に進めてない原因だったり
解決策だったりを少し話す。


そんな通話を続けていたある日、
考えもしない発言が
耳に入ってきた




他の人とちがって『僕のコンサル受けたほうがいいですよ』とか言わないから好感持ちました

あの、もっと詳しくこれから教えてくれることできますか?

もしできればの話ですが、コンサルとかって受けることできますか?


!!?!?!?!?!??


コ、コンサル!?


ただただ悩みを聞くために
何気なく通話活動をしていた私へ
唐突な逆オファー。


もちろん、コンサルなんて準備していない。

だから申し訳なく断ったが、
そこをなんとかお願いとのこと。


すぐさま料金を設定し、
サービス開始。




さて、なぜコンサルをお願いされたのだろうか。


実績やフォロワー数で自分を大きく見せたから?

違う。


通話によって信頼を構築し、
「もっとやりたい」と
思ってもらえたからだ。

販売とは価値があると言わないこと

収益化までの手順は
大きく分けて2つになると考える。




1.相手の輪に入る

2.やりたい、買いたいと思ってもらう






例の営業マンを思い出すと分かりやすい。

いきなり実績や商品をアピールしたって、
胡散臭い人としか思えない。



つまり、自分の味方じゃないと思ってしまう。

すると、どんなに良いことを言ってたって
裏がある、いやらしいと思ってしまう。


まず、相手の輪に入る、つまり、
味方なんだと思ってもらうことが必要と分かった。


あとは、相手がもっとやりたいと
思ってもらえるかどうか。


これだけ。



販売とは、収益化とは、
思ったよりもシンプルだったらしい。


自分から「有料級です!」と
価値を押し付けていた私。

そんなの販売とは言えない。

単なる押し売りだ。



ある日現れた営業マンのおかげで
真の販売とは何か気づけた。







そんなお話でした。


こんなお話をすると

「通話すると売れるんだ!」

とか思ってしまうかもしれません。


間違えてほしくないのは、
ただただ話を聞くだけじゃ
何も買ってもらえません





言い方を変えると、
ただの良い人で終わってしまいます。


「勉強になりました」

「また何かあったら聞きます」


こう言われて終わりです。


共感したり話を引き出したりするのですが、
どう共感したらいいのか
どう話を引き出すのか知らないと
どうしょうもありません。


じゃあ、どうしたら
収益化に結びつく会話になるのか。


この辺を解説したコンテンツを
6/13(月)まで配布しています。


欲しい方は、

下のツイートへ「いいね」して

受け取って下さい。


今流行ってしまっている運用だったり
自分自身がやっている運用だったりに
疑問を持つ方が、

自分を見つめ直すキッカケとなれば光栄です。


時間を割いて読んでくださり、
ありがとうございます。




千里の道も一歩から。

一歩目を踏み出せるのは、果たして誰でしょう。

せんり
ライフライター
【妄想を志事へ】

言葉で本心・真実を伝えることが生きがい

今の志事:
個人や企業のストーリー作成コンサル
コミュニティのライティング講師
企業育成

etc...
なぜ胡散臭くなるのか

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